デジカメ無くすわ
予定していた電車にも乗れず 2時間押しの工程 1日目は2時間しか歩かない予定だったのでよかった。 小屋には2時過ぎには到着する予定 なんとか大丈夫 ただ、一人だと辛いからって休憩取りすぎない様に気をつけよう 稲子湯から出発です 温泉の建物の奥に登山口 うん!! 楽しんで来ます!!! さっきまで大雨が降っていたので 道は小さな小川の様に水が流れていて 急激にぴーかん晴れなので 異様な湿度と熱気で汗ダラダラに 10分程歩くとゲートに 駐車場に止まっていた大型バスの運転手さんに さっきの大雨大丈夫だったー?と声をかけて頂き バスの中で先ほど到着したので大丈夫でした それはよかったー。本当に凄い雨だったんだから! 気をつけていってらっしゃい~ 気さくな運転手さんのお蔭で足取りも軽く 一人でも寂しくなかった えりっこの言うとおり さっそく癒されている自分がいた さっきまで雨が降っていたので 葉っぱは大きな滴を携え 太陽に照らされてキラキラしていた キラキラに照らされた登山道を進んでゆく 途中大きな手押しのトラクターみたいのにすれ違う もしかして、小屋のおじさんが荷揚げしてるのかな??と思いつつ 先に行かせてもらう。 中学生の団体さんにもすれ違う 80人位いたのかな?? 挨拶を終えた後、若いパワーをもらった様な気がした いいなー。 中学で八ヶ岳に来れるのかーって思ったけど 嫌だなーって思ってる子が大半なんだろうな。 かくいう私も昔は山登りなんて大大大嫌い!!!!だったのだから。 泣きながら山に行ってたのだから。 人生分からないものですね 今はこうやって一人で山に来ているのだから(笑) 持ってきたバードコールで遊んでみたり 気持ちよく歩けていた はっても30分(笑) でも、あとちょっとなのね あーーーーー これは!!! 有名な木だ 恐竜に見えるのねん 食べられる写真を撮りたいけど 一人だからできず・・・・・ もうちょい つーーーーいーーーたーーーー 外にいたワンちゃんと少し遊んだあと 小屋に入っても誰もいなくて 奥にある建物に行き声をかけたら 小屋のお母さんが掃除をされていた 今そっちに行くから中で待ってて~と お母さんが来てすかさず いらっしゃいと クマ笹茶とかりんとうを出してくれる 取り敢えずお茶飲みなさいって 朝からバタバタとしていて ここでようやく色んな力がぶわーーーと抜けてゆく よかった、来れて。小屋に着くなりすぐそう思った。 窓の外には エサ場があり鳥が頻りにエサを食べに来ていた エサを啄む音のみがして後は本当に静か 「ウソ」と言う鳥だと言う事 まだ時間もあるし ここから10分位の所の沢沿いにクリンソウが今 丁度見頃だからお散歩がてら行っておいでと教えて頂いたので行く事に 外に出ると 先ほどすれ違ったおじ様が大量の荷物と共に到着していた 小屋にはお母さんとおじ様のみ 荷物は大量 私ヒマなので荷卸し手伝いますとお手伝いすることに 全て降ろし終わったら お母さんがすまなかったね。ありがとう。とビールを差し出してくれてけど 飲めない私は やんわりお断りしたらじゃーコーヒー淹れてあげるわよって言ってくれてけど 発電機か何かが壊れてしまった様でバタバタしていたので 申し訳なかったので 散歩に行ってきます!!と散歩にお出かけ 本沢温泉の方へ 歩いていくとピンク色の可愛らしいお花が 小屋に戻り池の前の外のベンチで 小屋に置いてあった雑誌を読んだり 本を読んだり ソロで来ていたお姉さんとお喋りしたり とても静かで 穏やかな空気の中 緩やかに夕ご飯までの時間を過ごした 今夜の宿泊客は わたし含めて女性5名 ソロがわたし含めて3名 お友達と来ていた2名様 夕食を5人で囲む サックサクの鯵フライが凄く美味しかった~ 夕ご飯を終え お布団の上で楽しくお喋りさせて頂く 今回初めましての人なのに 皆さまとても素敵でいい方ばかりで とても楽しい時間を過ごす 山歴もみんな同じ位で でも山好き度はみんな同じ位高くって お山あるある話をして盛り上がり、20時にお布団に入る 暗い部屋の中 みんなの寝息を聞きながら 来てよかったなと心の奥底から思い なかなか寝付けず 横になりながら部屋の窓から見える月に照らされた稜線をぼんやりと眺めていた 2時間位寝て目が覚めると 雷さんがどこか遠くで鳴っていて 夜空が雷さんの光でピカピカしていた 昼間来られては困るから 夜の内にたくさん鳴ってーーーーと祈りながらまた眠りにつく 朝日が見える様な場所ではないので 5時半頃に起きて支度をする ひんやりとした空気がとても清々しい 山に泊まったら=朝日を見る だけが全てではないなって これはこれでとても気持ちがいい 山での過ごし方の新しい発見だった 朝ご飯はご飯かパンか選べる ただ、パンはご飯食の後との事 パン大好き星人のワタシとしては 涙をのむ決断でしたが、6時半には小屋を出たかったので ご飯食に 朝ご飯を食べていると 小屋のお母さんがリスが来てるわよ~って あああーーなんてかわゆいの 朝ご飯も済ませ 出発の準備をして ペアで来ていた方々にご挨拶 お二人共とても良い方で 少しの時間しか過ごしてないので 本当に本当にお別れするのが寂しかった 泣いてしまいそうだった ソロで来ていたお二人もパン食だったので 食堂の方に行って挨拶を済ませ 小屋のお母さんにもご挨拶 秋がお勧めだからまたいらっしゃい はい!また来ます!! 今年冬山デビューも考えているので冬も来れたら来たいです! ここなら安全だから冬も是非いらっしゃい。 冬はバスが無くなってしまうかた、一人だけなら車に乗せてあげれるから。 皆さまに暖かく送り出してもらい 山に来て見送ってもらう事なんて初めての経験だったので 本当に寂しくって ウルウルしてしまった 少し感傷的な気分で小屋を出発 天狗岳を目指します
by kinokonoyamakko
| 2012-08-05 23:45
| 山ログ <八ヶ岳>
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